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離婚の準備
計画を立てましょう
あとから「感情に流されなければ良かった」と後悔しないように、感情的にならず、入念な計画を立ててください。
ですが、その計画通りに進むことは難しいでしょう。
予定外のことが起こっても、その都度自分に何ができるのかを考え、計画を修正し、新たな見通しを立てていく事が必要です。
準備期間 約1年
あなたが離婚したいと思っているなら、実行するのはその1年後だと考えてください。
これは平均化された数字です。
相手に意思を伝えて、別居に踏み切るまでには、だいたいそのぐらいはかかると考えた方がいいでしょう。
すぐにでも別れたいとお考えの気持ちかもしれませんが、冷静になって準備をして下さい。この一年間にしっかりとした計画を立て、1年後に離婚できるように準備しましょう。
まずは貯金
準備で一番大事なことは、蓄えです。離婚するとしても、貯金がある程度必要になります。
ですので、まずは準備として一番最初にするべきことは、まず仕事探しです。
仕事のリズムを体に入れ、パートやアルバイトの仕事から始めることでも良いと思います。
ある程度の蓄えがないと、今後の生活が不安です。
お金が頼りというのも事実です。いざというときのための蓄えを持って、家を出たいものですね。
住む場所の確保
離婚後に住む場所を確保しなければなりません。
実家に住むこととができるのなら、それに越したことはないですが、そうでなければ新しく部屋を借りなければなりません。
部屋を借りるには、敷金や礼金や引越しの費用がいるので、やはりある程度の蓄えが必要です。
敷金や礼金が必要のない物件も最近は多くなってきているので、不動産をいろいろ回ってみてください。
子供の預け先の確保
就職活動・就職をするのなら、子供の預け先を確保しなければなりません。 実家に預けられるならよいのですが、幼稚園や保育所、託児所に預けることになると思います。 幼稚園や保育所は、入所したいときに空きがあるとは限りません。 幼稚園や保育園の空き情報等を調べておきましょう。
何を計画するの?
準備期間中に計画する内容は、以下のことです。
上記に記したことは、夫婦でじっくりと話し合って決めてください。
話し合いがまとまれば、準備期間は終わりです。
そしてこのことを、届けを出す前に離婚協議書として書類に残してください。一番良い方法は、公正証書にすることです。
協議書を公正証書にする理由は、養育費や慰謝料の支払いを相手方がきちんと支払うようにするための、予防手段です。
計画は慎重に立てよう!
生活資金の計画は慎重に立てなければなりません。 自力で生活できるプランを立ててください。 慰謝料や財産分与、養育費は、途中で支払われなくなる可能性が高いので、間違ってもこれをあてにはしたプランは立ててはいけません。 慰謝料や財産分与、養育費を当てにしたプランを立ててしまうと、慰謝料や財産分与、養育費の支払いがなくなってしまった場合、生活が困窮して借金に陥ってしまいます。