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精神的暴力
精神的暴力とは
精神的な暴力については、心無い言動等により、相手の心を傷つけるものです。 その結果、 PTSD(外傷後ストレス障害)に至るなど、刑法上の傷害とみなされるほどの精神障害に至れば、刑法上の傷害罪として処罰されることもあります。 このような具体例としては、以下のような行為が挙げられます。
大声でどなる
「誰のおかげで生活できるんだ」「かいしょうなし」などと言う
実家や友人とつきあうのを制限したり、電話や手紙を細かくチェックしたりする
何を言っても無視して口をきかない
人の前でバカにしたり、命令するような口調でものを言ったりする
大切にしているものをこわしたり、捨てたりする
生活費を渡さない
外で働くなと言ったり、仕事を辞めさせたりする
子どもに危害を加えるといっておどす
なぐるそぶりや、物をなげつけるふりをして、おどかす
精神的虐待を受けたら
上記のような行為を受けている人は、気づかないうちに自分自身への評価が低くなり、自分を責めたり、無力感を感じるようになってしまっている人が多いということです。 また、他人に相談しても「あなたにも改める点があるんじゃないの?」「好きで結婚したんでしょ?」「子どもがもう一人いると思って」「夫婦げんかは犬も食わぬって言うから」などと言われ、誰にもわかってもらえない辛さを一人で抱え続けてしまう人も、多くいるようです。 このような状態から脱するには、まず自分が虐待を受けているのかどうかに気づくことから始まるそうです。最も良い方法は、やはり専門家(カウンセラーなど)に相談することのようです。