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子供への面接交渉
面接交渉とは?
親権にならなかった方が、子供に面会したり一緒に時間を過ごしたりすることを面接交渉と言います。
子供の監護や養育をしない親であっても、離婚後に子供に会えないということはありません。
また、面接交渉権は無制限に認められるものではありません。
飲酒癖や覚醒剤使用、暴力など、親として望ましくない事情や事実があれば、子供と会う機会が制限されることになります。
面接交渉のポイント
面接交渉の内容は、できるだけ離婚前に決めておいた方がよいと考えられます。
具体的な方法や回数などについては、特に決まった形式はないので個々の事情に応じて決めるのが良いでしょう。
面接交渉で決めるポイントは、下記の通りです。
日付を指定
・正月、クリスマス、誕生日 など
会う場所を決める
・相手の家で会うのか、外で会うのか など
会う手段
・宿泊の可否 手紙や電話などを認めるか など
会う頻度
・年間、月間に何回会うのか
面接交渉を拒否されたら・・・
もし離婚後に、子供との面接を拒否されたなら、家庭裁判所に申し立てができます。
家庭裁判所での調停手続きにおいては、
子供の年齢や、生活環境等を考えて、子どもに精神的な負担をかけることのないように十分配慮して、
子供の健全な成長を考えた話合いが進められます。